こんにちは、荒瀬歯科医院です。
自粛規制が解除されつつありますが、ここで気を抜いてはいけない❣️と、変わらず気を引き締めて診療にあたっています。定期的なクリーニングの患者様が戻りつつあり、嬉しい反面、この自粛の期間中に、歯周病が悪化している方も多く、継続的に歯を磨くことがいかに重要であるか、かつ、いかに難しいかを目の当たりにしています。
そんな中、当院では今月から保険外による歯周病治療(THP)に取り組みはじめました。昨年から衛生士2人が1年がかりで講習を受け、技術や筆記試験を乗り越え、ようやく開始へと至った次第です。
保険外ということもあり、歯周病の進行度や残っている歯の本数にもよりますが、お値段は12~18万円ほどします。ただ、保険では使用できない薬液などを歯石とりに使い、歯周ポケットへのお掃除も本数制限はなく、患者様1人1人に応じて歯周病の根源である菌をゼロにし、口腔内が感染しない状態に戻す、という治療法です。
来院時に、衛生士による歯石とりも改善の鍵を握りますが、あとひとつ、大事なのは患者さまのご自宅でのセルフケアです。業種は違いますが、ライ○ップ並の気合いが必要です。まずは現在ご自身で使用されている歯ブラシは破棄してもらい、こちらがお渡しする歯ブラシに歯磨き粉を使用して、必ず食後には歯磨きをしていただくように訓練します。それ以外にも舌のお掃除や、薬液を入れたトレーを装着してもらったり…etcとそれなりにすることがあります。
それでも、歯が1本なくなってインプラントを30万で入れることを考えれば、自分の歯が残る、最善策かもしれません。歯周病に悩んでいる方で、気力と忍耐があるならば、まずは1度はお話を聞きにきてくださいませ(*^▽^*)
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